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 BS走行会の思い出。 最終回

誰も待ってなかったかもしれない連載 最終回です。
<前回までのあらすじ>
 先導スタッフの青木宜篤選手のムーブにワクワク。



本来なら2周の先導走行後コース脇にバイクを寄せて、引っ張ってた参加者を前に行かせるはずの青木宜篤選手。
何を思ったか、端に寄るどころかペースを上げてきた。
コレって僕らと遊んでくれるってことですか!? ・・・な、第3回。

ペースを上げた青木選手を追いかける参加者4人(斉藤含む)、ワクワクが止まりません。
かなりのハイペースで走り、裏ストレートでは後続の1台に抜かれましたが青木選手との間に余計な台数を入れたくなかったのでヘアピンの突込みで刺し返してポジションキープ。
帰ってきたメインストレートでは先行の青木選手とヤル気満々マンにピューッと離されましたが、
どんどんペースを上げる青木選手にヤル気満々マンが遅れだし、邪魔になってきたのでインフィールドでパス、
メインストレートに再び帰って来た時には青木選手と私の2人きりに。
最終コーナーを立ち上がった時に青木選手もチラッと振り返ったので、
『あ、コース脇に寄っちゃうかな?』 と思ったのですが、さすが青木選手、さらにペースアップ!!

盛り上がってきたーー!!

もう私も余裕無いくらいにペースを上げました。
ところが、実は青木宜篤選手が乗っていたのはノーマルのスズキ・隼。
ストレートは激速なのですが、コーナーではサスが柔らかすぎでユワンユワン動いてるし、マフラーとかステップとかカウルとか何処が擦ってるか分からないくらいのフルバンク状態。
明らかにバイクのせいでこれ以上ペースが上げられない感じ。
対して私のバイクは、さすが 『DUCATI 900SS』 ! 
ストレートは遅いが、コーナーではまだまだ行くでーー!!
ケツにベタ付け状態で1周回って帰って来たのですが、さすがの青木選手も諦めてコースサイドに寄り、上体を起こして 『先に行け』 のアイコンタクト。
その横をアクセル全開・タンクにベタ伏せの私が抜いて・・・抜く・・・抜こうかと・・・。

だから! 俺のバイク、ストレートは遅いんだってば!!

ベタ伏せのまま横を見ると、
『よー抜かんのか!? そんなに遅いんかい!』
と言いたげな青木選手と並走状態でアイコンタクト。

時が止まったかのような空間の中で見つめ合う二人。
愛が芽生えるかと思いました。

やっとの事で前に出ましたが、アクセルOFFでコース脇に寄ったのではない青木選手。
ペースを維持してるってことは、今度は私の後ろから突く気か!? なんて思ったら、
もう一段回テンション爆上げです。

俺の走りが見られてる! なんて思ったら、『俺の走りを見さらせーー!!』とばかりに全開!
1周回ってメインストレートに帰って来た時に 『どうだ!!』 と後ろを振り返ったら、

誰もいない。

ひとり相撲の虚しさに、感情を失った目で残りの周回を粛々とこなしました。
そんなチョット恥ずかしい、自意識過剰な痛々しい思い出。

でも楽しかったです。 また行きたい。
こんなイベントを、お客さまと一緒に楽しめたらと思います。
今回に限らず、1年の間に何回か開催されますので、興味の出てきた方は是非ご連絡ください!

お待ちしております。
斉藤でした。



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 BS走行会の思い出。 PART.2

誰得?な、BS走行会の思い出 第2回です。

(前回までのあらすじ:
  BS走行会の班分けですったもんだがありました。)



いよいよ走行の時間が迫ってきて、いそいそとコースインの準備を整えてからの事。
私(斉藤)が振り分けられた班の先導車が青木宜篤選手だったことは前回言いましたが、
いざ走行開始前になって参加者が整列しようとしたら、廻りの参加者が照れ屋さんなのか引っ込み思案さんなのか全然整列しようとしません。
廻りの参加者に牽制しているのか、青木選手にビビっているのか、遠巻きに様子をうかがっている感じ・・・。
自分のバイクが遅いのを承知の私は後ろの方に並ぼうかと思ってましたが、あまりのじれったさに思わず前の方にサッと並んでしまいました。
因みに私は2番目。 前にはヤル気満々マンな方が一人。
そんな2人の行動を見て、やっと廻りが動く…といった感じでした。

当時(10年くらい前)のBS走行会は、各クラス2~3回の走行枠があって、
それぞれのコースイン時に先導車が2周引っ張って、3週目に突入の時にメインストレートのピットウォール側に先導車が退去、それを追い抜いてフリー走行開始といった流れ。
最初のコースインの時がそんな感じでしたので、2回目のコースイン時も無言のルールが出来たみたいに私は2番目。 前には例のヤル気満々マン。
ですが、セカンドポジションの私がストレートで 『動くシケイ』 になるのも気が引けるので、フリー走行開始の際、コース脇に退去した青木選手と一緒に私も端に寄って後続をやり過ごし、1人になってからのんびりと走行を楽しんでおりました。

・・・が、最終枠でちょっとした出来事が。

前回までと同じく2周の先導走行を終え、3週目のストレートに帰ってきた青木選手、
コース脇に寄るかと思ったらラインキープで走り続けてます。
あれ? 周回数間違えてる? と思いましたが、なんか違う。
なにが違うって、青木選手のペースが明らかに速い。

もしかして青木選手、後続をチギろうとしてる?

これって、青木選手が僕らと遊んでくれるってコトですか!?
これは乗っからなアカンわ!! ってことで私もペースアップ。
後ろを振り向くと、この事態に気付いて反応した2台が付いてきて、青木選手を含む5台が後続をみるみる引き離す展開に。

オラ、わくわくしてきたゾ!
(つづく)



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 BS走行会の思い出。

先日のブログでBS走行会の事を紹介したのですが、
以前私(斉藤)が参加したときのことを思い出したので、
その時の思い出話など・・・。



BS走行会には、以前に2回ほど参加させて頂いたことがあります。
1回は鈴鹿フルコース、もう1回は岡山国際サーキットだったのですが、
今回は岡国での開催回のお話です。
ただ、なにぶん十年くらい前のことなので、今の開催形式とは違っているかと思います。
当時は初級や上級など2~3クラスに分かれた中で、さらに5~6個の班に分かれて、
それぞれの班に先導車が付くといった形式でした。

クラス分けは申込み時に自分で選び、班分けは主催者が申込用紙に書いた
・乗るバイク
・サーキット走行の経験回数
・自己申告のタイム
を元に勝手に決められました。

私の場合は、上級クラスで
・DUCATI 900SS
・『10回以上』 にチェック
・1分50秒前後
とか書いたと思いますが、当日フタを開けてみたら上級クラスの中の2番目に速い班に放り込まれました。
因みに1番速い班はナンバーや保安部品を外した草レースを楽しんでおられるようなサンデーレーサの方々、
2番目班は、要するにナンバー付き車両で走る人たちの中で1番速い班です。
当然、周りはCBRやR-1、GSX-RなどのリッターSSです。

・・・おいおい。 チョット待って?
確かに、乗ってるバイクは900ccだけど。
名前も 『SS』 だけど。
実際は空冷の2バルブの2気筒エンジンの、
言ってしまえばSR400×2みたいなエンジンを細っちい鉄パイプフレームに積んだ、
基本設計15年くらい前(当時)のバイクですよ?
最高速も200km/h位しか出ない、ちょっとトルクの有るSP400くらいの性能のバイクでこの最新リッターSSの中を走れと?

知り合いの営業さんを捕まえて 『何とかならん?』 と聞きましたが、代わりに上の班に繰り上げる人を選定出来ないとの事でNG。
なるほど、解らんでもない。
『大丈夫! 斉藤さんならイケますよ!!』
なるほど、まったく解らん。

でも、そのかわりチョット良いことも。
班ごとの先導車はBSタイヤ契約レーサーが務めており、班のランクが上がるほど大物の方が引っ張ってくれます。
その時の当班の先導車に乗ったのは、なんとあの青木宜篤選手!
チョットうれしい。 テンション上がるわー。
という事で、このままこの班に混じって走行することになりました。

(つづく)



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 サーキット走行しちゃった・・・ 波乱万丈な2LAP編

誰得?な思い出話、最終回です。


さて、いよいよコースインです。
私(斉藤)のサーキット走行初体験! もうドキドキ・ワクワクです。



講習で言われたことを思い出しながら、1コーナーから2コーナーへ。
すると、私の目の前のF355がロールを切り始めました。
タイヤ暖めてんの? そんなんいらんやろ。
言ってる間に、後ろを見るとF4もロール切り始めた。

やめてよ・・・。

後で聞いたら、それをバックミラーで見たクレスタのカートチャンプ君、
『煽られてる!!』 と思ったそうで、先導車の真後ろでロール切りながらゆっくり裏ストレートへ。

やめてー。

裏ストレートのゆっくりな速度からヘアピンへのブレーキングが緩いなーなんて思ってたら、
そのままの勢いでヘアピンへ。
その後のインフィールドでのコーナースピードが何か速い。
なんと、今度は『煽られてる!!』と勘違いした先導車がペースを上げやがった!

置いてかれる! やめてー!!

こっちはタイヤが2個の上、小雪がチラつく悪天候の中、
バイクは通勤用のGPZ400R、タイヤはカチカチなツーリングタイヤ、
タイヤウォーマーも無しで、サーキット初体験の自分が1周目からこのハイペース!

いやーん! いやな予感が現実に!!

そのまま最終コーナーを通過してメインストレート全開!
バイクの加速でもって、一気に追い付こうと頑張りましたが、ほとんど追い付かない!!

あいつら、どんだけ踏んでんねん!!

殆ど半泣き状態で1コーナーからアトウッドまでやり過ごし、
裏ストレートで再び全開!
スピードメーターの針が150km/hより上へ跳ね上がるのを見ながら、前の3台のクルマは・・・、

追い付くどころか、離される・・・!!

もういいです。 諦めました。 
もう前を無視して、自分のペースで残りをやり過ごして規定周回をこなし、
予定通りのピットイン、無事実技走行を終えました。 (もう体験走行だなんて呼ばない。)
まったくヒデェ目に会ったとゲッソリしながら、ふと気が付くと後ろに居たはずのTZ125が居ません。
まあ、スタンドの無いレーサーだし、自分のピットに直接帰ったのかな? なんて思っていたら・・・。
数分後、レッカー回収車に積まれたTZ125と引っ込み思案君が・・・。

コケとったのか! ココにも被害者が!!

そら、この悪天候の中、ウォーマーも無しでスリックじゃなあ・・・。
自分は、逆にツーリングタイヤが功を奏したのか、たった2周の走行でタイヤはドロドロでした。
街乗りタイヤは直ぐ溶けちゃうからね。 つまり、レースタイヤより温まりが早い。
とはいえ、実技走行の2周でタイヤドロドロって・・・。 
確かにウニョウニョ、よく滑ってた。 一歩間違えば自分も・・・。
くわばらくわばら。


後に先輩レーサー達にこの話をすると、
『何それ!? そんなん聞いたことない!!』 と、大層珍しがられました。
まぁ、こんなハズレは本当に滅多に無いことの様なので、サーキット走行に興味のある方はご安心を。
そしてこんな洗礼をいきなり受けた私は、未だにバイクから足を洗えずに現在に至ります。


いやまぁ、長く乗ってるといろいろありますよ?
斉藤でした。


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 サーキット走行・・・する? 嵐の体験走行(予兆)編

誰得?な思い出話、第4回です。

さあ! いよいよ念願のサーキット走行初体験!!
と言っても、たった2周の体験走行。 
それも先導付きで、話に聞くと直線でも100km/h位しか出さないような、
雨の日なんか、2輪の受講者がハイエースで走ったりもアリアリな、ユルイ感じの2LAP。
でも、ほんとにサーキット初体験の私(斉藤)にしてみたら、もう本当にドキドキ・ワクワクです!
とはいえ、バイクは通勤用、タイヤも通勤用のカチカチタイヤ。
小雪もチラつく天候と相まって油断できない状況です。




かなり早い時間からカートチャンプ君と2人、集合場所にて待機。
彼は免許取りたてとの事で、親父さんのクレスタを借りて来てました。
暫くして係りの人が来て、
『あれ? 2人だけ? みんな遅いね。』
なんて言ってる間に受講者が集まりだした。・・・んだけど・・・。

もう一人の2輪受講者が TZ125に乗ってきた。
カートチャンプ君と2人、『わー、レーサーだぁ・・・』
なんて言ってたら、今度はシビックチャンプ様が
フェラーリF355のカップカーに乗って来やがった!!
スポイラーとかディフューザーとかワイヤーで引いてるし、
ガチガチのレーシングカーじゃん!! なに考えてんの!?
係員と3人で 『うわぁ~・・・。』
なんて言ってたら最後の1人が到着。

F4じゃん!! こんなとこでフォーミュラかよ!!

係員も困惑。 『うわ~、どうしよ・・・。』なんて呟いてる。
普段は適当に順番に並べて 『付いてきてねー。』 くらいの感じが、
『これ、どういう順番で走らせる?』 なんて真剣に協議し始めた。

いやな予感しかしねぇ。

結局、先導車(確か、R32GT-RかN14GTi-R)の真後ろにカートチャンプ君のクレスタ、
続いてシビックチャンプ様のフェラーリF355カップカー、
その後ろに私のGPZ400R、
引っ込み思案なTZ125と続いて、
最後にどこぞのヤリ手(?)様のF4という順番に。

もう・・・。 ホントにいやな予感しかしねぇ。


そんな私の、別の意味でのドキドキを他所に、いよいよコースインです。

(もう一回つづく)


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